皆さんは「cTrader」という取引ツールについてご存知でしょうか?
システムトレード用ツールとして世界的に使われてきた「MetaTrader4(MT4)」は有名かと思いますが、Axioryが2016年5月に新たにラインナップしたのがこのcTrader。
今回はこのcTraderについて、その利便性や特徴を詳しく見ていきましょう。
■cTraderってそもそも何?
cTraderは、簡単に言ってしまえば我々個人トレーダーが使えるツールの1つです。
ECN(Electronic Communications Network)取引を前提として作られたプラットフォームですが、AxioryではSTP方式でもECN方式でも使うことが可能になっています。
世界的に使われてきた取引ツールであるMT4ですが、それを上回る性能を持っていると言われているのがこのcTraderなんですね。
ECN方式の「板を見て投資家の動向を判断しつつトレードできる」という特徴に加え、「チャート上からワンクリックですぐに発注可能」「MT4よりUI(ユーザーインタフェース)が優れている」「複数注文が可能であり、そのスピードが速い」などのメリットがあります。
詳しくはAxioryの公式サイトをご覧ください。
参考:Axiory Ctrader
ECN方式とは市場の参加者同士が出した注文で売買が成立する仕組みですが(株取引の場合と同じですね)、その特性上リクオート(約定拒否)が起きえないため、より透明性のある取引を行うことが可能になります。
また、手数料がかかるという点はありますが、板の情報をインターバンクから直接つなげてくるためスプレッドがSTP方式に比べ小さいのがメリットの1つです。
■cTraderを使うならAxiory
便利な機能を兼ね備えているcTrader。
このcTrader、新しく作られたツールであるため海外FX業者でも導入しているところは多くないのですが、Axioryでは2016年5月よりいち早く使用することが可能です。
Axioryは新興ブローカーですが、顧客に対するサービスやサポートの早さが魅力となっており、cTraderを他社より早く使えることからもその意向が汲んでとれますね。
FxProという海外FX業者もcTraderに対応しているのですが、裁定取引量や初回最低入金額がAxioryより大きいという違いがあります。他の条件を加味しても、Axioryの方が参入ハードルが低く、取引をより行いやすいと言えるでしょう。
AxioryのcTraderはWindowsやMacのアプリケーションだけでなく、インストールなしで利用できるWebバージョン、iOSやAndroidなどスマートフォンでも利用できる環境を提供しています。スマホからでも高機能なツールを使えるというのは非常に強みですよね。
■cTraderを使ったシストレで更に有利な取引を
従来まで非常に多くのトレーダーに使用されていたMT4に比べcTraderはEA(Expert Advisor)への対応が遅れをとっているといるという欠点はあるのですが、cAlgoを使うことによってシステムトレードを組むことも可能になっています。
自分の判断でトレードを行う裁量取引ではMT4より優位性のあるcTraderですが、シストレも使えるようになれば、まさに鬼に金棒ですね。
以上cTraderの特徴や利点について見てきましたがいかがでしたでしょうか?
トレードを行ううえで役に立ちそうなcTrader。この取引ツールを使い、更にトレード環境を良くしていきましょう!
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